TT(8S)と1年過ごして
愛車のAudi TT Coupéの納車から1年経ちました。 この一年で撮影した画像と共に、TTについてお話ししようと思います。画像は過去にアップしたモノの使い回しになることをお許しください。
改めて、我が家のメインカーは第三世代(8S型)となるAudiのコンパクト(?)クーペ、「TT」です。 先代の8J型に引き続いて、再びTTというクルマを購入しました。同じクルマを買うというのは、初めての経験ですし、Audi車を所有するのはナンダカンダで、A4の前身「Audi80」から数えて3台目となります。Audiだけ唯一、私が複数所有したメーカーです。
実は、私自身Audiの熱烈なファンであるという意識は全くなくて、車の買い替えを考える時に積極的に候補に挙げようとも思いません。それでも、いつの間にかAudi歴が3台目となってしまったのは、外から見たデザインだけでなく、中に座って動かした時の全体的な雰囲気がたまたま自分の好みだったからだと思います。上手く言葉では言い表せないですが、ちょうど先日のCGTVで松任谷氏が言っていた、「爽やかさ」という言葉がシックリくるように思います。(あの人たまには言い得て妙なことを言うw)
それに加えてTTは、「気軽に楽しめる程よいパフォーマンス」を持った車であり、デザインを含めた成り立ち(A3/ゴルフとベースは同じとかいうややこしいことは置いといて)が他車から独立したスペシャリティ感を得られること、家族2、3人までなら気負うことなく使える実用性など、私にはピッタリの完璧に近い車です!なので、今だから言えますが、8Jの次は8Sしかあり得ませんでした(←さんざん他の車に浮気しかけとったやないかw)
<Exterior>
初代に比べれば、さすがに随分と普通のカタチになりましたが、スポーティさは過去最高であり中身もそれに伴っております。
最初は違和感のあったリアデザインも、8Jを思い出す丸みも持ち合わせていることが分かりました。
S lineのフェイスは大のお気に入り!デイライトの光り方も秀逸で、撮影するときは、気づけばフロントばっかり撮っていたりします(笑)
直線的になったサイドのラインも、プレスが深くなっており、光の当たり方によって何とも言えない塊感が出ます。S lineやTTSだとサイドスカートが立体的になって、効果倍増です。
<Interior>
無駄がなくシンプルながら、デザイン・質感に抜かりが無いインテリアは、非常に洗練されており、居心地がいいです。
バーチャルコックピットは結局、“これまでのスピード・タコメーターが液晶化され、地図を大きく表示できる”程度のものであり、アナログの立体感が無く、Audi各車の個性が失われてしまっているようにも思いますが、視認性は抜群です。ギアの表示が大きくなったのが一番嬉しいですね。パドルシフトで運転するときに何速に入っているか分かりやすいです。
<Driving>
この一年で1.3万km弱走りました。私にしては過去最高レベルのペースだと思います。先代より大幅に向上した走り味(特にハンドリングがFR的になって楽しい!)に加え、納車の1カ月後にデジイチデビューをしたこともあり、ドライブの回数が無意識のうちに増えたようです。
ドライブセレクトは、街乗りでは「efficiency」モード、普通に走るときは「individual(custom)」モードでミッション以外をダイナミックモードにして楽しんでいます。ステアリングの「※」ボタンで1発で変えられるので便利です。 「efficiency」モードでは、コースティング機能が働き、アクセルを切った状態ではクラッチが切り離されます。よって、エンジンブレーキがかからない状態となり、平地では燃料を消費せずに惰性走行が可能。
先代に引き続き燃費も良好で、高速や信号の少ない道を流せばリッター14や15は楽々。都市部の道でもリッター10以上は見込めます。それなりに吹かしてもこの値です。ただ、ごく近場の街乗り燃費は少し悪化した気がしなくもないです。しかし、いずれもコンピュータ上の値なので、8Sの方が厳密に出ているのかも?
<Summary>
売れ行きイマイチなんていう悲しい噂も聞こえる3代目TT。それでも、今年に入ってからやたらと見かけるようになりました。思ったよりオーナーさんが増えない原因は、割高感のある価格設定と思われますが、この車は間違いなく目に見えない部分にお金がかかっています。機会があれば色んな人に興味を持って乗っていただきたいし、ドライブが好きな人には簡単にスポーツカー感覚を味わえるオススメの車です!
♦memo♦
Audi TT Coupé 2.0TFSI quattro S line
型式:ABA-FVCHHF
年式:2016年
ボディカラー:グレイシアホワイトメタリック
納車:2016年3月20日
スペック
全長×全幅×全高:4180×1830×1380mm
車両重量:1370kg
タイヤサイズ(前後共通):245/40R18
最小回転半径:4.9m
エンジン:直列4気筒DOHCICターボ
総排気量:1984cc
最高出力:230ps(169kW)/4500~6200rpm
最高トルク:37.7kg・m(370N・m)/1600~4300rpm
ミッション:6速Sトロニック
淡路島一周 2017
3年前の写真を8Sで再現したくて、また淡路島一周のドライブへ行ってきました。
出発が遅かったのと、エンジンオイルの件でごたごたしてましたので、明石海峡大橋はササッとスルーして~
はいはい、淡路島上陸!
前と同じように東岸を走り抜けますよ~。
急いだ理由はこれを撮るため。
3年前と同じ条件で撮りたくて
全く同じ構図で撮るのを忘れてしまったw
ところで、iPhoneで撮った3年前の写真と、デジイチで撮った今回の写真、前の方が上手く撮れてないか...?
「いやいや、解像度が違いますよ!」と、自分に言い聞かせる(苦笑)
鳴門大橋は時間の都合上省略。未踏の地、四国にはいつになったら行けるのやら。。。
沈む夕日を見届けて終わりです。
何ともせわしいドライブでした。
手抜きブログ、お粗末様でした。
一年目の点検
早いもので、今月下旬で8Sの納車から一年。
走行距離は約1.2万km(確か年初には1万を超えていた)と、年1万キロのペースを超えていて、うちにしては過走行ぎみ。泊りがけのドライブもしてないし、そんなに走っているつもりもないのに、不思議なもんだ。 沢山乗った感で言うと、先代8Jの方が長距離ドライブをした気がします。最近ちょっと麻痺してるのかもしれません。
そんな感じで距離も多めなので、少し早めの一年点検に出しました。
内容はいつも通り、基本的な点検とエンジンオイルやワイパーブレード等の消耗品の交換(無料)。
ただし、今回はディーラーに着くやいなやTTがリフトで持ち上げられて、車体下部を見せていただきました。
※前日が雨だったので汚れてます(はい、ディーラーの洗車をあてにしてましたw)
この儀式、他のAudiディーラーでやってるのは聞いてましたが、てっきりうちのディーラーではやらないのかと。ここのディーラーで買った車はやってもらえるみたいです(8JはAudiJapan直営時代に買ったので、厳密には今のディーラーで購入するのは8Sが初めて)。
フロントバンパー下にこすった跡(赤丸部)を発見(´;ω;`) 全く身に覚えがないです。S lineは案外低いので、ノーマル車高だからと油断せず、前向き駐車は控えた方が良さそう。「バンパーは樹脂製なので錆びないですよー」と言われ一安心。
マフラーは常に2本使用しているわけではなく、基本は右一本だけで排気を行い、左は高加速時の「バフンッ」用だと教えていただきました(常識?)。その証拠に、マフラーは右のほうがよく汚れています。
底面はフラットで空力に有利な形状に。ドイツ車の定番ですね。輸入車最安値のup!ですら、その辺はこだわって設計されています。
TTのおへそにはロゴがあります。こんなところに拘っても、一生気づかないオーナーもいそうなのに、Why Audi AG~!!!!
ちなみに、もうひとつ「隠れTTロゴ」があるのは、ダッシュパネルのサイド。ドアを開けた時にだけ見えます。
ちゃんと後輪にも動力を伝える機構が。quattroの証!
半年点検から気になってたタイヤの減りは、走り方を自重したおかげで(苦笑)通常の変化で収まりました。それでも8Jよりタイヤの減るスピードは早い模様。担当のメカニックアドバイザーさん曰く、「走り味をよりスポーティにするためにそういうセッティングになってると思います。」とのこと。やっぱり走る車は維持費がかかるということか。
点検中の暇つぶし用代車はフェイスリフトしたてのnew A3 Sportback。たぶん1.4TFSIの素グレード。ホントはTTの1.8をリクエストしていたのですが、なぜかA3に。
サイドには派手な広告が(汗)
ひょっとして、宣伝してもらおうという魂胆で、店長の鶴の一声で急遽A3にすり替わった説w
オプションのVirtual Cockpitは、いつもと変わらぬ風景。
まだ1000kmも走ってない新車。
代車がA3と聞いてガッカリしましたが、乗ってみたらこれが良かったんです。ハンドリングやアクセル・ブレーキのタッチがしっとりとした非常に気持ちの良いものになっていて、もっと車格が上の高級車のソレになっていました。一年前に乗った初期モデルとの進化の違いがはっきりとわかりました。パワー感も、踏めばタイムラグなく相応に加速するので不満はないですね。
燃費は、街中のストップ&ゴーの繰り返しでもリッター15をマーク。車の性格の割に燃費が良いTTとはいえ、どう逆立ちしても出せない数値。TTだとリッター10.5-11ぐらいかな、という条件です。JC08モード燃費でTTが14.7km/ℓ、A3が19.5km/ℓということで、ちょうどその差の5km分だけ、街乗り燃費にも違いが出ているように思いました。電子制御で走り味の演出を変えられる時代ですから、このコンピュータ上の燃費も演出か⁈と思ってしまいます。
そういえば、何気にACC初体験。残念ながらハンドル介入まで行うやつではありませんでした。それでも、停止状態から前の車にしっかり追随します。でも、私は車が勝手に動くことに違和感があって、愛車に付いていても使うことはないでしょう。
優等生すぎて我が家の候補車にはなりませんけど、多くの人にお勧めできるクルマです。
点検で異常は見つからずに終わり、その日は帰宅。ところがその後、事件が起きました。
数日後にドライブに出かけると、まさかのオイルレベル警告灯が。。。
前から原因不明の警告灯点灯がよく起こっていたし、一年点検でオイル交換したばかりなので、「またコンピュータの誤作動か」と、軽く受け流しておりましたが、店に立ち寄った後に再びエンジンをかけても警告灯がついたまま。「これってガチなやつですか(*_*)」
人目を気にしつつ駐車場でボンネットを開けてオイルゲージを確認してみると、確かに下限値を下回っている!
すぐにディーラーに電話したら、「車を動かしてオイル漏れが無いか確認してください!」と。でもそんな痕跡は全く無し。幸い、補充用のオイル缶があったので、とりあえずドボドボと。
「2011年ぐらいまで製造してたVW/Audi車がオイル食いなのは知ってるけど、今時のはあまり減らないって納車時に言ってたやん!」
「仮にオイル消費があったとしても、この100kmほどで何リットルも消えてなくなるとかヤバ過ぎでしょΣ(゚д゚lll)」
「やっぱ、どこかから漏れてんじゃね?」
などと、モヤモヤしながら、後日ディーラで再点検してもらった結果、単なる整備士のミスでオイルの入れる量が少なすぎただけだったというオチw
サービスアドバイザーさんから丁重な謝罪をいただき帰りました。帰宅後には、商談中で応対できなかった担当営業さんからも謝罪の電話があり、うちのディーラーにしては珍しいチョンボでしたけれども、原因究明の姿勢も含め、こういうところは私の住むエリアの他の輸入車ディーラーではない対応の良さで、あいかわらず感心します。
マイクロアジャストメント
カメラのことを調べていたら、純正レンズでもAF(オートフォーカス)のピント位置がずれていることがあるので自分で調整しなければならない、という記事を見つけました。「んな、アホな~」と、他にも調べてみたら、どうやら工業製品の宿命として個体差があるようです。確かに、撮影した画像を家で確認したら、イマイチピントが合ってないような...と思うことが。それはAFのズレのせいだったのか?!
このズレを補正するために、Canonのデジイチには「マイクロアジャストメント」という機能があるそうなので試してみました。
こんな感じで、カメラを三脚に固定し、定規(何処にピントを合わせたか分かりやすい物なら何でもOK)を机の上に置いて撮影します。
設定画面から「AFマイクロアジャストメント」を呼び出します。基本的には、2の「レンズごとに調整」を選びます。自動的に付けているレンズの銘柄を判別してくれます(純正以外でもOK)。一度設定したら、次に同じレンズを付けた時に設定が適用されます。
Wは焦点距離の最も広角側(ワイド端)、Tは最も望遠側(テレ端)を意味します。それぞれの焦点距離で調整します。まずは±0の状態で試します。
絞り優先モードなどで、絞りを開放にします(ピントの合う範囲をできるだけ小さくするため)。AF方式は1点だけに。ファインダーを覗きながら、AFの四角い枠を目標の場所に合わせます。今回は定規の20cmの数字にしました。
撮影後、写真を拡大表示してピントが意図した所に合っているかを確認します。
で、やってみた結果。
一番わかりやすかった例として、EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS STMのワイド端は、、、
ホントにズレてらっしゃいました(笑) 20に合わせたのに、数字の0がボヤけていて、どちらかというと奥の19の方に合っている。普段よく使うレンズ・焦点距離だからちょいショック。これを手前側にもってくるためにマイナスに調整。
結果がコチラ↓
無事、20がクッキリとしました。
他の手持ちレンズもどんどん調整していきました。
これで少しは、狙った通りの場所にピントが合ってシャープな画が撮れるようになれるといいな。
四日市の工場夜景を撮ってみる
一眼レフに手を出したのは去年の4月で、まだ1年も経っていないというのに、三脚は既に二本目であります。一本目は、ここで紹介するのも恥ずかしいぐらいの安物で、半年もしないうちにあっけなく壊れてしまいました(笑) 幸い、カメラも道連れに...なんていう悲しい結末にはなりませんでしたが、よく考えてみれば、十数万円の代物の運命を、あんな安物に預けていたと考えれば恐ろしい話です。というわけで、三脚には最低でも1万円は出そうとAmazonを物色して見つけたのがこれです。
有名ブランドを参考にして作ったらしく、評価も上々だったので即決しました。
付属のバッグもなかなかしっかりしています。
重さは2kgを切っていて、片手でも軽々持てる感じ。
所々に金メッキの装飾があって高級感を演出(?)
組み立てイメージ。脚を広げる機構は少し硬めですが、それだけしっかり感があるということ。耐荷重8kgで安定感もあって安心。
思った以上に出来が良かったので、これなら奮発してカーボン製の方にしておけばよかったかナ~。
購入したのは昨年の秋で、その後ほとんど使うことがなく、今回ようやく三重県四日市の工場夜景に初挑戦するために持ち出しました。以下その写真です。有名所を押さえてきました。設定は基本的に"ISO100, F11, シャッタースピード自動(だいたい20-30秒)"です。調子に乗ってHDRでガリガリと加工してみました。
①四日市市霞ヶ浦 四日市ドーム周辺
日没直後ぐらいに撮影開始。まずはEF-S18-55mmで。光源の部分がにじんでしまってますね。
同じのをEF50mmで撮ったらビックリ!綺麗な光芒が現れて煌びやかに。そして描写もシャープ。はじめて違いを明確に実感。
EF-S55-250mmに切り替えて。 こちらは18-55mmよりも写りがイイ。調べてみると、「1万円程度のキットレンズとは思えない」という賞賛のレビューが結構ありました。
②四日市市塩浜町周辺
これ以降全てEF-S18-55mmで撮影。有名なロケーションです。ここでは、左上と右下の光源からゴースト・フレアが発生。私の腕が未熟なのもありますが、キットレンズの限界を感じてしまいました。
ここは愛車と撮る際の定番スポット。幸い先客がいなかったので記念にパシャリ。
この塩浜町でこそEF50mmを使いたかったのですが、当然画角に入りきるはずもなく。。。
③四日市市磯津 鈴鹿川河口付近
最後は遠景を眺めて終わりにしました。