TTの異音点検とAudi S1 試乗
休みだった日曜は久々にAudiディーラーへ。 トラブルがほぼ皆無のTTでしたが、最近、駐車などの低速時にハンドルをきるとブルブルと異音がして、僅かですが振動も伝わるイヤ~な症状が出てきました。 それの点検をしてもらうためと、もう一つはこの車に試乗するためでした。
この写真で分かる方はなかなかのAudi通です。
Audi S1 (3ドア)です! ついに乗れました。
今回はありがたいことに、点検中の代車として自由に乗ってきてOKとのことで、一時間ほどお借りしてきました。目を付けているグレイシアホワイト×グレーのピラーでテンションが上がります。買うならこの組み合わせかな?
さて、試乗の感想としては、初めのうちはシフトの入りが柔らかくて、何速に入っているのか分かりにくかったです。3速のつもりが5速だったことも(苦笑) でも慣れてくると問題なしで、MTのシフトチェンジに要する時間を含めても、TTよりも明らかに速く、quattroのおかげかハンドリングもTTの上を行っており、小さいのにやるなぁという印象でした。先ほど述べた柔らかいシフトも、慣れれば街乗りでも楽に乗れるMTという長所になりました。燃費もほとんど市街地だったのに11km/ℓをマーク。街乗りもスポーツ走行も両方こなせるAudi Sシリーズの良さを、この小さいボディに凝縮した一台だと思います。
ネガな部分も書いておきます。 まずはインパネについて。
300万円でプレミアムコンパクトを謳うA1ならこれで良いですが、S1の場合は、400万円のコンパクトスポーツ車だと思うと、このインパネはイケてないです。特にセンターコンソール廻りがスポーティーじゃない。私は、スポーツカーにはコックピット感を求めています。
それから、右ハンドル化の影響として、左足を置くスペースが狭過ぎました。これは致命的です。せっかく街乗りで扱いやすいMTなのに、これでは足が疲れてしまいます。
この2つのことが無ければ即決しても良い車でした!
途中で撮影した画像も載せておきます。
エクステリアはネットで見ていたよりも、実車の方がオーラがあってカッコイイ。もうすぐA1がフェイスリフトして同じヘッドライトデザインになることを考慮しても、Sの証であるグリルやミラー、そして18インチのホイールなどから一味違うぞというのが十分に感じられました。
4本出しマフラー、しびれる音出てました。 エンジン始動時の音もゾクゾクさせてくれます。
18インチのホイールの隙間からS1のロゴ入りの大きなキャリパーが。さりげなくてイイ!
インパネにはquattroのバッジももれなく付いています。フロントグリルにはなし。
オプションのBOSEシステム。
これもSの証!赤く縁どられたボタンを押してエンジンに点火します。
もう6,000km以上走っています。今までAudiで借りた代車の中では、意外にも最も総走行距離の長い車かも。あっちこっちで引っ張りだこだそう。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、ディーラーに戻って来ると、メカニックアドバイザーさんが「タイヤがだいぶ減っていました。特に右前が顕著だったのでローテーションを実施しましたが、それでも全体的にあと1年ももちません。早めの交換をお勧めします。」と...。
嫌な予感はしていましたが、もうそんな時期か~。
TTは、来年夏の5年目車検の前に買い替えか乗り潰しかを検討する予定でおりましたが、もしタイヤを交換してからすぐ買い替えとなれば、勿体ない話(苦笑)
となると... どうも年内の決断が必要みたい(汗)
そこへ担当営業さんがすかさずやって来て、新型TTの暫定内部資料を見せながら検討するようにお願いされてしまいました。 う~む、ネットで噂は聞いていましたが、8Jからかなりの値上がり。
さらに、営業さんは8JTTの下取り相場を言ってくるなど、なかなか押してきました。 でも生憎、実車を見ずに買うなんていう度胸はありません! とりあえず、色々検討してみるよと言って撤収~。
もしかしたら、TTとの付き合いは今年限りになってしまうのか?いざとなると、寂しく思います。乗り潰しの線も大いにあり得ますが、新型の発売を目途にどうするか決断しようと思います。
ちなみに、肝心の異音と振動は治りませんでしたとさorz