The new Audi TT debut in Japan!
ついにと言うか、やっとと言うか、とにかく華々しくデビューしましたね! 新型 Audi TT (8S)
比叡山 延暦寺にTTが着陸するという演出は、やりすぎな気が(苦笑)
では日本仕様について、カタログから分かることを書いていきます。
Audi TT Coupé 2.0 TFSI | ¥5,420,000 (¥5,018,519) |
Audi TT Coupé 2.0 TFSI quattro | ¥5,890,000 (¥5,453,704) |
Audi TT Roadster 2.0 TFSI quattro | ¥6,050,000 (¥5,601,852) |
Audi TTS Coupé 2.0 TFSI quattro | ¥7,680,000 (¥7,111,112) |
価格はご覧の通り。中々のお値段。
私が購入した当時、2.0TFSI(FF)の価格は¥4,610,000(税5%込)でした。今は消費税8%ですので、税抜き価格同士で比較すると約65万円の値上がりです。ここにバーチャルコックピッド(次期A3マイチェンモデルの情報から+10万円以下と予想)、アルミの使用量増加(実質20kgしか軽量化されてませんケド)、エンジンスペック向上(+19ps)、円安(円高でも値上げしてましたが笑)、などなどを勘案してもこの差は埋めがたいです。
それでは、他に目新しい装備は無いかカタログから探してみましょう。
まず大きな目玉として挙げられるのが、Audi connect。車がWi-Fiスポットになったり、オンラインで交通情報、天気、ニュース、GoogleEarth&マップを使ったナビが使用できます。スマホのを使ってて思いますが、GoogleMapsのナビは驚くほど賢いので、おバカな純正ナビというイメージから脱却できるかもしれません。
これも嬉しい。LEDヘッド・テールライトが標準装備。 本国みたいにキセノンが標準だと売れないと判断したのでしょう。あまりにも表情が違ってきますから。このLEDライトは、Audi自慢のマトリクスLED(オプション14万円)ではありませんが、見た目はほぼ同じ。しかも、リアのみですが流れるターンシグナルとなります。マトリクスになると前も流れます。
個人的にはこれで十分だと思いますね。今のところマトリクスLEDを日本で使用した詳しいレビューがほとんどなく、有用な物なのかが分からないからというのも、あまり選択する気になれない理由の一つです。
Audi ドライブセレクトも標準装備。
あとは、液晶とダイヤルが一体となったフルオートエアコンが標準装備になったことでしょうか。本国の下級グレードは、この部分がアナログ表示になるので、表示が見にくく、しかも安っぽい感じでした。
などなど、先代8Jには無い装備も見受けられますので、ある程度の値上げは致し方ないのでしょう。ただ、S-lineパッケージの価格が不当に高い気がします。同じ内容でFFだけ1.5倍もかかるのも変な話です。
カタログだけ見ていても仕方ないので、実車を見てきました。
やはり最新の車だけあって、華やかさがあります。見た目はほとんど同じでも、実車を目の前にするとmyTTとは雰囲気が違うものです。でも、myTTのようなお洒落さは随分とそがれており残念。
また、後席は五十歩百歩とは言えども確実に広くなっていたり、バーチャルコックピットは助手席からでもそこそこ見えるなど、意外な発見がありました。
試乗車はまだ用意できないとのことなので、後日改めて試乗します。