Vielen Dank, TT!
2015年9月1日、急遽TTを買取店に売却することになりました。
我が家のTTは、2代目(タイプ8J)にして、MY2011でフェイスリフトを受けてから馬力が200ps→211psに上がった2.0リッターFF仕様。日本で"211psのFF"が販売されたのは、2010年9月~2012年1月の僅か1年4か月間だけ!その中でも、2011年8月の年次改良に伴い、LEDインテリアライトパッケージが標準化された最終仕様(MY2012)でした。
その気になれば(?)座れないこともないリアシート、見た目以上の広大なラゲッジスペース、全長が短く取り回しが楽、燃費も悪くない、それでもって軽い車重と必要十分以上のパワーのおかげで爽快な加速を味わえるし、街乗りでもストレスにならない。本当にバランスのとれた最高の車でした!
シャープな新型も実車を見て気に入りました。でも、やはりこのお尻の丸さがTTには必要だと思います。世に出てから10年経ちますが、このデザインは今後も色褪せることは無いでしょう。
故障の"こ"の字も出ず、近年の所有車の中ではお利口すぎた気もします(笑) それに、対応のよいディーラーに恵まれたこともあり、非常に気持ちよく乗ることができて、TTは今までの所有車で最も気に入った中の1台でした!
予定では来年の半ば以降の乗り換えのつもりでした。しかしながら、新型が登場した今、8J型の下取り価格はこの半年間で大きく下がると予想され、タイヤの摩耗も気になっておりましたので、落ち着いて車選びをしたいという思いから、先に手放すことにした次第です。
したがって次の車はまだ何も決まっておりません。幸い、この半年間程は多忙なためドライブに行けないし、2台無くてもなんとか不便せず生活できる環境ですので、しばらくはup!一台でしのいでいきます。
乗り換えの筆頭候補はもちろん新型TTですが、日本仕様は妙な設定が多くインポーターも迷いながら導入しているのが明らかで、初期ロットは買わずに様子見したほうが良いと考えております。
最後に
たった4年3万kmの付き合いだったのに、もっと長く乗った気がします。たぶん、通勤などにはほとんど使わず、専らレジャー用で濃密な時間を過ごしたからかもしれません。 これほど完璧に近い車はそうそう無いでしょう。TTが与えた衝撃は、我が家の車に対する価値観に多大なる影響を及ぼしたことは言うまでもありません。
ありがとうTT! そして、新しいオーナーさんの下で大切にしてもらってね!