初めのコンセプトからズレてきている気がする...VW up!のフェイスリフト
3月1日に開幕するジューネーブモーターショーで、Volkswagen up!の2017年モデル(フェイスリフト)がお披露目されることになりました。
これに先駆け、新型up!の画像が公開に。
マイナーチェンジなのでオーナー以外には分かりにくい小変更ですが、全体的にかなり雰囲気が変わったように思います。
フェイスはフロントバンパーの形状が変更され、以前はカールおじさんな黒ひげスタイルでしたが、今度のは口を半開きにした魚に見えます(笑)
リアは予想以上に雰囲気が違います。
テールランプは黒いスモークがかかったようで、ガラスハッチと一体感が出ました。リアバンパーも踏ん張ったデザインに変更。
ついにミラー内蔵タイプのターンインジゲーターが採用されました。
インパネも大幅変更。
メーターはe-up!と同じホワイトカラーの液晶が採用され、タコメーターのサイズが2倍ぐらいに拡大。ハンドルはゴルフなどと同じデザインに(?)
ここもなんだか凄いことに...w うちのはアナログの極みだったのに(笑)
エンジンは、1.0TSI(90ps)が載ります。これまでの1.0MPI(75ps)はどうなるのかはまだ分かりません。
そして、一番気になるのがミッション。まだ発表がないですが、海外メディアの予想では、このTSIエンジンとシングルクラッチのASGは相性が良くないので、デュアルクラッチのDSGか単なるトルコンATが載る可能性があるそう。もしこれでそれほど価格が跳ね上がらなければ、日本でもバカ売れする予感。。。オプション満載だし。そうなると、私が乗っているup!のリセールは悲惨なことになりそうだナ汗
up!のコンセプトは、安い価格でどれだけ走行性能と安全性能の優れたクルマを作れるか、そして装備レスの潔さは正義、さらにポップなクルマっていうイメージだったはず...。なんだか硬派なイメージに変わってしまいましたよネ。それに、TSIにDSGかATになるとポロみたいな優等生キャラになってつまらないかも。そう思えば、今のup!は大事に乗り続ける価値がある!?
今回発表されたのは上級グレードばかりでしょうから、これまで通りのmove up!に相当する下級グレードがどうなのか気になります。
参考動画