Touch of Space

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これが最後の純ガソリン車?〜MINI Cooper S〜

Twitterみんカラではすでにお知らせの通り、ルーテシアに代わる新しいクルマはMINI 5ドアのCooper Sです。

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次に買う車は、完全なEVではないにしてもハイブリッドなどの動力の一部が電動化されているものになるんじゃないかなと思っていたのに、まさかのガソリンの走る系の車です。。。しかも排気量はこのダウンサイジングの御時世に1.2→2リッターでTTと同じに。厳密にはTTが1984ccでMINIが1998ccなので下克上となりましたw

 

OneでもなくCooperでもなくCooper Sになったのは、お買い得感とタイミング・運命です。

一度でもMINIを検討した方ならわかると思いますが、OneにCooperと同じ装備内容にするためのオプションを付けるとCooperとほぼ同じ価格になり、CooperにCooper Sと同じ装備内容にするためのオプションを付けるのとエンジンなどの違いを考えると、Cooper Sが最もお買い得という結論になります。(税金は高くなりますが)

そして、そのCooper Sで好みの仕様の在庫があり、ビックリな値引きが提案されたため、買わざるを得ない流れとなりました(^_^;) MINIはあまり値引きしないと聞いていたのでビックリしましたね。

実はMINIを購入したディーラーは、お世話になっているアウディのディーラーの系列店です。アウディが高レベルなサービスを提供してくれていることから、MINIにも同様の対応を期待して、わざわざ他県のディーラーでの購入となりました。結構遠い(自宅から近い順に数えると5番目くらい)のですが、一見の客とは違う扱いをしていただき、大きなメリットがありました。

県内の最寄ディーラーは知り合いのBMW/MINI乗りが口を揃えて「対応が悪い」というほどで、実際昔に3シリーズクーペに乗っていた頃にも体験済ですので、いずれにしてもMINIを買うなら他県しか選択肢がありませんでした。

 

 

 

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欲しかった仕様というのが、このボディーカラーがミッドナイトブラックでルーフも同色、そしてホイールも標準装備の色違いでブラックという漆黒仕様。

MINIと言えばツートンの元祖というイメージですが、今や世の中にはツートンの車で溢れているし、見た目もソックリな国産車もたくさんあるし、MINI自体も輸入車でトップクラスの台数なので正直、食傷気味。

 

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ところが、一年ほど前からご近所さんが、現行F55型前期のブラックボディー×ブラックルーフのCooper Sに乗り替えされて、それがとても渋くて新鮮で独特の雰囲気がありました。そこから「MINIのモノトーンええやんけ」と気になり出したわけです。

まさか自分が同じのを買うなんて、しかもホイールまでブラックでよりモノトーンな仕様に乗るなんて思いもしませんでした。

 

 

MINIの検討を始めたとき、最初はOneやCooperの美味しい中古を...と想定していたのですが、Oneはモノトーンだけどあまりお得じゃない、Cooperはほとんどツートンで新車でも見込み発注の在庫はゼロということで、「また時間を開けて検討するか〜。ルーテシアの車検は来年だし。」と諦めムードの中、ふとカタログを見てみるとCooper Sってお得じゃね?ということに気づき、試しに新車在庫を調べてもらったらあったのです!

そして、何も言ってないのに「平成の間にお返事いただければ車体はこれだけ値引きします。オプションはこれだけサービスします。」と、急に営業さんが攻めてきて、あれよあれよという間にハンコを押しちゃったのが平成最後の土日。自らMINIの商法に乗っかり釣られてしまったというわけです。

 

 

そして記念すべき令和元年最初の月に登録されてやって来ました。

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主な標準装備としてはオンライン検索できるイマドキのナビや衝突回避ブレーキなど安全装備系。そうそう、ついに我が家にもACCが付いた車が来ました(苦笑)。全車速対応ではないですが。そして未だに使ってないというw

 

オプションとしては「ペッパーパッケージ」とシートヒーター、そしてバックカメラやソナーおよび自動駐車機能が備わる「カメラ&パーキングアシスタントパッケージ」が付いてました。

 

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ペッパーパッケージは車内の間接照明やエクステリアのカーテシライトなど、夜を華やかにしてくれるハッピーセットで、ほとんどの在庫車には付いていると思われます。

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Cooper以下だとキーレスエントリーも含まれる(Sには標準装備)ため、ほぼ必須のオプションと言えます。
これによって、ついにルーテシアの煩わしいカードキーから解放され、二台ともキーレスの車にできました。

 

ディーラーオプションでは、ドラレコとコーティングをサービスしてもらえました!

それから純正のルーフステッカーと、1ヶ月点検時にリアとリアサイドに例によってスモークフィルムを施工しました。

 

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ルーフステッカーは「ナイトジャック」という色で、昨年のマイナーチェンジ後に客の要望を踏まえて追加された新色だそう。
言われないと気づかないさりげなさが何ともオシャレだと思いませんか?あまりにもブラック一色なのもアレなので、ワンポイントとして加えてみました。

 

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と言いつつ、さすがにさりげなさ過ぎてオーナーも存在を忘れかけるほどですw

 

 

スモークフィルムは毎度何パーセントの濃さにするのか悩んで、「濃すぎた〜」やら「薄すぎた〜」やら失敗が多いです。車種によってベストな濃さが違うので難しい。

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今回はリアが透過率15%でリアサイドが30%で、印象は「少し薄いけどまぁいいか」ってところかな。

 

 

さて、納車から1ヶ月して現状の感想としては、

  • 乗り味の高級感・剛性感がTTよりある
  • ドイツ車らしいダイレクト感
  • ステアリングのセッティングが重すぎる
  • Sの割に大人しい排気音
  • スピードメーター小さすぎ

 

まず乗って感じるのは、静かで乗り心地が良くてガッチリとした高級感です。天地の低いフロントウィンドウも相まって、金庫の中にいるような安心感があります。 

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ハンドリングや加速感はドイツ車だな〜というのがしっかり実感できるダイレクト感があります。私が求める「交差点を曲がるレベルでも楽しい」という条件を満たしています。ルーテシアはやっぱりダルかったw

TTは、よくも悪くもアルミボディでヒラヒラと軽いのです。そのため、アウディの代車でもQ2などを借りたときに、MINIと同じようなガッチリとした高級感に驚かされます。

 

TTはFFベースのquattroとは思えない素晴らしく切れ味鋭いハンドリングが他にはない アピールポイントとなります。

一方、MINIで気になるのは重いステアリング。試乗時には気づいていましたが、取り回しの多い街中では腕が疲れてしまいます。TTは車速感応型およびモード切り替えでステアリングの塩梅を思いのままにできます。ゆったり走りたい時とガンガン攻めたい時の両方で運転のしやすさ・楽しさを高次元で実現しています。

まぁ、TTはMINIより装備が劣っていながら200万円近く高いのでそうでないと困りますが(^_^;)

 

 

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スピードメーターはかつては中央のパネルに堂々とあったものがF型になってからはステアリング上に追いやられてしまい、もはや意味がないほど小さいです。
ただでさえ安定感があって速度感覚が鈍りやすいのに、こんなに小さく刻みも細かいと走行中にパッと見で正確に判断するのは困難。オーダーの場合はオプションのヘッドアップディスプレイを付けることをオススメします。
赤く光るアナログメーターは今となってはかえって新鮮でワクワクしますが、もう少し大きくできないものか...。次はこの雰囲気を残しながら上手くフル液晶化してほしいものです。

 

あと、少々期待外れなのが排気音。エンジンをかけた瞬間はものすごくやる気にさせる音がするのに、いざ走ってみると常用域ではサルーンのごとく静かです。まだ一応慣らし中なので回転数を上げるわけにもいかないので、本当の音はまだわかりませんが、2000回転ぐらいでもブンブン言ってるTTより控えめなのは明らか。

 

 

というわけで、奮発して買ってしまったMINI Cooper S。五年保証に入ってるし長く乗りますよ〜(?) TTも次期モデルは無いし、車買い替えネタはしばらくないはず...です。