Touch of Space

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new Renault Twingo ~観察編~

新型トゥインゴが日本で発表されてからというもの、動画を漁るたびに心の中の「イイんじゃない?!」の声が大きくなっていく私(笑)

up!をすぐ乗り換えるわけではありませんが、盛り上がっているうちに見ておこうかナ。。。

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そう思い、10年ぶりぐらいに古巣のルノーディーラーへお邪魔してきました。まだ発売前でキャラバンでもないので、一応非公式での展示だそう。試乗車は発売以降になるのでお預け。

今回は観察しての感想を、撮影した画像とネットの拾い画を織り交ぜながら綴ります。

展示車はトゥインゴ インテンス キャンバストップ(ボディカラー:ブルードラジェ、インテリアカラー:ブルー)

 

 

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フロントフェイスは思ったより構えが大きく、実際のサイズ以上に大きく感じる。ヘッドライトとフォグランプはハロゲン式、スモールランプはLED式。ヘッドライトはもう少し透明感が欲しいというか、ただの電球が入ってますみたいな残念感が否めない。オプションでLEDヘッドライトが選べるようになる予定らしいが、それで価格と印象がどれだけ変わるか。。。

 

 

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ルノー5(サンク)をモチーフにしたとされるリアスタイル。先ほど「古巣の~」と言いましたが、実はここのディーラーでルーテシア2を購入し7年弱所有していたことから、個人的にはそのルーテシア2にも通ずるスタイルであって懐かしく感じます。丸みを帯びつつ踏ん張りの効いたデザインでスポーティ。

 

 

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ホイールは15インチアルミが標準装備。タイヤは前輪が165/65R15、後輪が185/60R15 で異なるサイズ。納車時に履かされる銘柄は複数あるが、1/4ぐらいの確率でハンコック(韓国製)に当たる模様。それだけはマジ勘弁w

 

 

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フロントシートは見た目はup!にそっくりなのに、up!のそれよりも一回り大きく座り心地が良い。さすがフランス車。手動式の調整機構の動きは問題なし。

後席の居住性は、残念ながらキャンバストップ仕様は日本の成人男性にも厳しい空間。ちょうど頭上に機械が入っているためである。身長170cmの私でも髪の毛がすれる程度の狭さ。これがキャンバストップ無しだと十分な空間になると予想(後述)。足元の広さは十分だが、フロアが高めなので膝を少し浮かせた状態になってしまう。前席下に脚を延ばす空間があるので、そうすれば若干マシになる。

 

 

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後席下には荷物を置くスペースがある。

 

 

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キャンバストップはFIAT500CやシトロエンDS3カブリオのように、後ろまで垂れ下がるものではないのでお洒落さは半減。むしろ故障や雨漏りの心配が増えるだけでは?と懐疑的であったが、やはりガラスルーフ(ましてや最近ははめ殺しタイプが多い)では得られない解放感が前後席両方で得られた。また、好きな位置で止められるので換気用としても有効。

 

 

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ネットではあまり見かけない、幌を閉じた状態での車内の様子。ベージュの布地で閉じていても車内は明るい印象。キャンバストップ無しだと、この高さまで車両本体の天井全体がかさ上げされるそうなので、後席でもある程度高身長の方も座れるかと。

 

 

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インテリアの各パネルの質感はプラスチックむき出しだが、デザインでカバーしているので気にならない。特にメーターフード周辺などは複雑な造形。up!は完敗と言わざるを得ない(;^ω^)

ステアリングホイールは標準で本革仕様となり、やたらと立派で高級感がある。また、Audi乗りとしてはお馴染みのDシェイプタイプでこれまたスポーティな印象。ボタンは音量調整など最小限のものが付いている。

 

 

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オプション(¥5000程度)でスマホ用のクレードルが備わる。ルノー提供のスマホ向けのアプリ「R&GO」を使用すれば、まるで純正のナビのようにマップやオーディオ機能が使える。さらに優れた機能もある(後述)。

 

 

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インテンスのトランスミッションは6速EDC(デュアルクラッチ)。30秒で完売したという限定車の5S(サンクS)はMT。ちなみに、MT+NAエンジンのグレードは2017年にカタログモデル化される予定だが、5Sほどの低価格は実現できないとのこと。それにしても、シフトノブ周りはあまりにも簡素だ。これは内装でup!が唯一勝っている部分かもしれない(笑)

 

 

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MTだとシフトブーツがあるので印象が全く違う。(画像は欧州仕様車)

 

 

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メーターは速度計のみの単眼タイプで、中央にホワイトカラーの液晶が備わる。これが兄弟車のスマートだとフルカラーになる。スマート共々タコメーターが無い。これはAT(EDC)車はともかく、MT車はいかがなものだろうか。RRでエンジンが後方にある分、音が小さく回転の感覚がより掴みにくいのでは?

そう思って、海外の動画を見ているとこのような機能が。

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先ほどの「R&GO」によって、車のコンピュータとスマホがリンクし、タコメーターを映し出すことができるではありませんか!でも、これだとナビが使えないな(;^ω^)

 

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 他にも燃費や走行距離も表示できるみたい。ただし、日本仕様ではどこまで対応しているのか謎。

 

 

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トランクはいたって普通だが、この下に0.9リッターターボエンジンが入っている。190万円でターボエンジンながら質素な内装のトゥインゴと、210万円で自然吸気エンジンながら高級な内装のスマート、どちらを取るか悩ましいところ。

トランクの底面は走行後はいくらか熱くなるらしく、ここに冷凍食品やナマモノを置くのは気が引ける。オプションでさらなる遮熱マットがあるそうな。

 ガラスハッチは、なんと1枚ガラスに内装を張り付けているだけらしい。up!は鉄板にガラス貼り付けだったけ?耐久性は大丈夫なのだろうか。

 

 

 

というわけで、第1印象としては期待よりややプラスαぐらいの出来でした。試乗車が入り次第すぐに乗りたいと思います(^^)