Touch of Space

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TTSの楽しみなこと、不安なこと

アウディジャパンから2月の頭に発表があってから豊橋出荷と聞いていたMY2021 TTS。先日ようやくホームページとカタログが更新されました。

また延期になるのかと心配していましたが、どうやら関係なく順調に進んでいるそうで。

メディア発表もなく、サイレントで販売され、そのままひっそりと終焉を迎えそうなTTシリーズ。悲しい最後ですね。。。

しかし自分の中では新しいTTライフがまた始まるので、ワクワクは止まりません!

 

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ディーラーに車も届き、登録・整備がなされていよいよ納車秒読み段階です!

 

基本的にはボディカラーも同じ、見た目も知らない人は気づかないレベルなので、良くも悪くも今まで通り違和感なく乗れると思います笑

やはり楽しみになってくるのは、今までのTTになかったスペックや装備ですね!


・300馬力超えの新エンジン
MY2021は本国と同じ306ps/400Nmになります。前車比で+76 ps、+30Nで、どれくらいの体感差があるか楽しみです。
トルクは劇的には上がらないので、普段はあまり実感できないのかもしれませんが。(8J→8Sのときもそうでした)

 


・新しい7速Sトロニック
今までの6速もほとんど不満はありませんでしたが、どうしても高速走行時に回転数が高くなるので、それが解消されると良いですね。
7速は40TFSIには既に導入されていて、より洗練されたスムーズさとの評判なので、このあたりと燃費向上に期待です。

 

 

・20インチホイールと低扁平タイヤ

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今回のTTSにときめいた最大の理由がこれです。
前車にも付いていたS lineやTTSに標準の18インチは、個人的にデザインが好みじゃない!質感が良くない!洗いにくい!の3点セットで、また同じホイールだったらもう良いよってなるところでした。
せめて、TTSは差別化してほしい。

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ネットで漁っても、自分と同じグレイシアホワイトとの組み合わせを未だに見つけられていませんが、ディーラーさんから送られてきた実車写真を見て、似合っていそうで安心しました。

ノーマル車高でもホイールハウスとの隙間は小さめで、TTのデザインに非常に映えています♪

 


・Sルックのエクステリアデザイン
今回、ディーラー発注枠として、このグレイシアホワイトの個体か、デイトナグレーの個体をオススメされました。
デイトナグレーの個体には同じホイールに加えて「ブラックスタイリングパッケージ」が装着されていました。これは加飾やミラーがグロスブラック仕上げになるやつですね。
最近メーカー問わず流行っている印象を受けます。

営業さんには超シブくてオススメと言われました。

気分転換になればと少し迷いましたが、昔からSモデルのシルバー加飾に憧れていましたし、TTはボディカラーでリセールも段違いなので、冒険せずにまたホワイトを選んでしまいました。

 


・フルレザーのSスポーツシート
前車のTT S lineには、ハーフレザーの普通のスポーツシートが装備されていました。
どうもこれが最後までしっくり体に合わなかったのですが、展示車などのSシートに座ったときは座り心地が良かった印象がありますので、期待しています。

 


・マトリクスLEDヘッドライト
今さら感ありますけど、私は未体験なので楽しみにしています。何だかんだ郊外走行で役に立ちそう。

 


・マグネティックライド
これは不満を言う人も多いですが、どうなんでしょう?
初めて8Sに試乗した時の個体にはマグネティックライドが付いていたようで、モード切り替えで結構はっきり特性が変わって面白かったのを覚えています。メリハリがあったら楽しいですね。

 


・Bang & Olufsen サウンドシステム
TTと相性が良いと言われています。普段あまり車で音楽を聞きませんし、拘るタイプでもありませんが、感動できると良いなぁ。

 


・末期モデルの仕上がり具合
これも何気に大事な要素です。8J TT MY2012の時は末期モデルであり、不具合や異音が一切無い素晴らしい洗練度だったのですが、前車8S MY2016は初期モデルだけあって謎のバグやガタピシ音が複数箇所から発生していました。重大な故障はありませんでしたけど、長く乗る不安というのはあります。

今回は8S末期ということで、前期オーナーにしか分からない改善とかあると嬉しいですね。

 


反面、不安な部分や懸案事項もあります。

・新エンジンの排気音量の低下
馬力もトルクも上がったエンジンですが、その代わり(?)GPFなるものが付いてます。これは車の排ガスを抑制するフィルターですね。
近年の環境意識の高まりと、VWディーゼルゲート事件で落ちた信頼を取り戻すために付けざるを得なくなったようです。

しかし、このフィルターのせいで、8S TTに特有のシフトチェンジ時の「バフッ」音がほとんど聞こなくなっているようです。

動画で比較してみましょう。

まずは前期型。


2016 Audi TTS (310hp) - DRIVE & SOUND (60FPS)

 

もはやオナラかなというレベルで鳴りまくってます^^;


次に後期型。


2020 Audi TTS DSG Facelift Quattro Exhaust Drive & Sound 306 HP

 

「バフッ」音がしないどころか全体的に音量が小さいような。。。

これは悲しいですね。
もちろん環境破壊をする気などはさらさらないので、バフッ音は諦めるとしても、音量が小さいのは何とかしたい。
最後のガソリン車ですから、派手にフィナーレが欲しいものです笑
初めてマフラー周りの弄りを検討するかもしれません。

 


・20インチによるハンドリングや乗り心地への影響
ホイールとタイヤが大きくなれば、当然道路との接地面積も広くなるわけで、TTならではの軽やかでクイックなハンドリングがスポイルされないか懸念しています。
そして、乗り心地も覚悟は必要かなと。マグネティックライドでうまく緩和されていれば良いのですけど。

 


・無駄に付いてくるTVチューナー
MY2021からは、TVチューナーがオプションになりました。しかし本体価格は変わらないので実質値上げされてます^^;
そしてこのTVチューナーが高いこと!(¥160,000)
そしてそして、ディーラーの発注車は全部これが付いてくる。なぜ付けた笑

TTにあるモニターはバーチャルコックピットただ一枚であり、ここの小さい範囲でしかTVが表示されません。そもそも最近見ながら運転は厳罰化されたので、ますます無用の長物です!

付いてきたものはしょうがないということで、活用法を検討中。
MMIからTV映像を出力できるかもしれないので、配線を通して持ち込みの外部モニター(助手席用)にいつでも表示できるようにしたいと考えています。

 


・常時点灯するナンバー灯
みん友さんによれば、デイライト光量はデフォルトで100%になったものの、相変わらずテール・ナンバー灯まで常時点灯する謎仕様のようです。。。
コーディングすれば簡単に消せますが、デイライトはちゃんと明るいのでわざわざお金かけるほどでもないかなぁと悩み中です。