次期街乗り車内定!?~Be a driver.編~
ここからは、今回のクルマ選びで最終選考に残った二台の話です。
そのうちの一台がデミオ。現行DJ型の登場時から、ずっと気になる存在でした。マツダのデザインはここ数年で一気に垢抜けし、個人的には今のところ唯一国産車で候補に挙がるメーカーです。
また、マニュアル車を通常のモデルで展開しているのも好印象ですね。ネット上のレビューを見ると、ヒルホールドアシストがかなり強力なのと、どうやら半クラ時に自動的にわずかにスロットルを開いて発進をサポートする機能があるとか。マツダの提唱する理想的なペダル配置やクラッチの扱いやすさで非常にイージーかつ楽しく運転できそう。
デミオはディーゼルとガソリンの2種類あります。マツダとしての売りはディーゼルなんでしょうけれど、我が家の使い方ではガソリンモデル一択。
街中でよく見かけますが、インテリアや走り味は未知数。公式サイトでグレード構成やオプションを頭に入れつつディーラーで見てきました。
訪問したディーラーは自宅の最寄ではなく、車で30分ほどのところへ行きました。理由は最寄りのディーラーが小さすぎるのと、新色の「マシーングレー」があるから。
昨年10月に大きめのマイチェンが入って、この新色が追加されたほかに至る所の質感が向上したみたいです。
コンセプトカーのような金属質感が特徴というマシーングレー。実物を見た感想、「ち、違いが分からん(^^;」。今までのガンメタグレーとどう違うのかサッパリ(苦笑)その日は曇りだったので仕方ないのでしょうか。
(出展:Mazda Official)
晴れの日に見ると本当にこう見えるのかな?
こちらは新型CX-5の動画。天候は快晴でもなさそうですが、直射日光が当たっていなくても確かに鏡面っぽく見えますね。
まぁ、3万ちょっとのオプションだし、デミオで他に積極的に欲しい色もないので、買うときはこの色を選ぶと思います。
そんなマシーングレーを纏った試乗車は「XD(ディーゼル) ツーリング Lパッケージ」。最上級グレードという認識で良かったかな?
内装はホワイトのレザーでした。
デミオの場合、ディーゼル or ガソリンに関わらず、「ツーリング」でインパネとドア内張りがステッチ入りのフェイクレザーで装飾され、「ツーリング Lパッケージ」でさらにシートが一部本革になります。
Lパケではレザーの色が2種類あり、ブラックかホワイトをボディカラーに関係なくチョイスできます。
ホワイトは明るい印象で華やかでしたけれども、汚れが心配になってきますね。一応、マイチェンで座面と背もたれが黒ファブリックになって配慮されているようですが、営業さんによると、「バケット部分が乗り降りで黒ずんできます」とのこと。
「じゃあ、安心のブラックレザーが良いナ」とカタログを見てみると、
これ、ブラックというより茶色じゃないですか?
残念ながらブラックレザーの実車は無し。Youtubeで確認してみました。
うーん、一番嫌いな系統の茶色かも(^^;
中途半端な色合いだなー。なぜ素直に黒にしないのか?
(出展:Mazda Official)
というわけで、選ぶならホワイトということで。ただし、ジーパン禁止(;´∀`)
改めて、内装を見てみますと、なぜか落ち着くというか、Audi乗りとして違和感がないんですよね。むしろ、Audiのテイストがプンプンしますね。 「新しいA1のインパネです。」と言われても信じてしまいそうな。。。というか、A1より好み(笑) A1は、特に8Jに乗っていた頃は、8Jのインパネをそのまま安っぽくしたような造りで面白みがなかったんです。
エアコンのつまみとかハンドルの形状は、よく研究しているなぁと。それから、ドアの音にかなり拘っているのが分かりました。
では運転してみます。
試乗したのは「13S(ガソリン) ツーリング」。もちろんAT。MTの試乗車はあるはずもなく。
マシーングレー目当てで訪れたディーラーですけれども、試乗コースが当たりでした。信号の少ない片側2車線の幹線道路で、カーブもほどほどにあって色々と試せます。
ハンドリングは文句なし。up!と同格のダイレクト感で確実に狙った線をトレースしていきます。不安な遊びも無いし、重さも不自然さが無い。
静粛性も高く感じました。
気になったのは出足とブレーキのタッチ・効き具合です。CVTか?と思うような回転数と加速Gのミスマッチングが不快でした。かなり踏み込んでも、「ギャーン」とエンジンが唸るだけで踏んだ分の加速感が得られない。これはトルコンATの特性であってMTはそうでないことを願いたい。
ブレーキはタッチが軽いのと制動力不足でした。up!はガッツンとかかります。
とまぁ、この2点以外は完璧だし、13S ツーリング Lパケに安全装備のフルオプションでもコミコミ210万ぐらいで買えちゃうのは最高ですね。ちなみに、今のマツダは値引きゼロと聞いてましたが、10万は引くそうですよ。
「じゃあ、デミオで決まりか?」と聞かれれば、「喜んで!」とは素直に言えないです。なぜなら、デミオは街であまりにも頻繁に見かけるから^^; 車はあまり人と被らずたまにすれ違うぐらいが理想。そのへん、up!やTTはちょうどいいんですよね。ビョーキですかね、これ(・_・;)
それと、今さらながら、デミオのリアデザインは単調であまり好きではありません(笑)
そんなこんなで、なんか、こう、華がないんですよね。でも候補で残っているのはもうこれだけ。デミオが最後に残るのは想定外で、一番困惑してるのが私っていうw
「これでクルマ選びを終わらせるのは面白くない!」ということで、同じBセグの輸入車を対抗にぶつけるしかありません。私がよく知っているBセグ輸入車で、デザインが文句無しで、コスパが良くて、滅多に見かけないのは、あのクルマしかありません。デザインが似ていると感じる人が多いらしく(私は全くそう思わない)、デミオとよく比較されるあのクルマ。ただし、一つ大きなハードルがあります。
次回はその話。
次期街乗り車内定!?~候補から外れたクルマ編~
候補から外れたということは、それなりの理由があってのことです。その理由は少々辛口になってしまうかもしれません。気分を害される方がいるといけないので、先に謝っておきます。
候補落ちしたクルマ
・FIAT 500/500C
(出展:AutoEXPRESS.CO.UK)
前回述べたように壊れやすいミッションはもう勘弁ということでw チンクエチェントのMTと言えば、500Sがありますが、フェイスリフト後は限定車でのみ販売されて、今はもうありません。それに、やっぱり割高。「いっそのことアバルト!」なんて考えて中古屋に見に行きましたが、燃費悪いらしいので厳しい。
・ルノー・トゥインゴ
まだ公式発表はありませんけど、私が予想した通り「インテンス」の値上げがあるそうです。いくらデュアルクラッチったって、あの安っぽさで200万超えたら話が違ってきますよ(←いつの間にかアンチトゥインゴに)。それだったらhigh up!の方が運転が楽しい。で、「ゼン」は前に書いた通りですし。
・Volkswagen up!(フェイスリフト後)
(出展:Volkswagen Official)
今月末に発売されますが、エンジン・ミッションに一切の変更なしだそうで。空気読んでTSIのMTを出して欲しかったナァ。勝手にMTが出ると踏んでいた私は、限定で出てもスグ飛びつけるように助走をつけていました。それが出ないと言われ、まるで下り坂の途中でブレーキが効かない状態になり、今ハコガエへと向かって止まらない状態です(気持ち的に)。ホント、今回の騒動の元凶ですよ(笑)
ちなみに、新型はASGの変速もたつきがだいぶ良くなっているらしいので、一度購入を断念した方は再度検討してみると良いかも。画像のup! with beatsっていう楽しい限定車も出ますよ。リセール?知りませんw VGJさん、せめてup! GTIは日本に導入したほうが身のためだと思いますよ。今度はやっつけ値引きしなくても売れるとイイですね(-_-;)
・Smart ForFour
(出展:Smart Official)
少し前に、ディーラーのイベントで試乗の機会を得ました。試乗したグレードは「Prime」。エクステリアの質感ではライバル車を圧倒しているように思い、見た目の印象までは良かったスマートですけれども、はっきり言って、ここ数年乗った車で一番幻滅しました。
まずエンジン音と振動が煩い。up!みたいなやる気のある音なら大歓迎ですが、これは耕運機みたいな音。アイドリングストップの度に響く振動も辛いナ。トゥインゴはこんなにやかましかったっけ?
そして加速が鈍い。こちらがアクセルを踏んでも、車が「え?あっ、加速するんですね。はーいヽ(´ー`)ノ」と話しているのかと思うぐらい反応が遅い。そして加速自体も遅い(^^; up!とほぼ同じスペックなんですが??重いから??トゥインゴの「ゼン」もこういうことなのかな...。
さらに乗り心地もバタバタと落ち着きがなくて、長距離では疲れそう。up!のような、身体を安心して預けられるようなドッシリ感がありません。
試乗後、営業マンに「これ、メルセデスのディーラーで売って怒られませんか?」と言いたくなりました(ごめんなさい)。いや、ホント、up!が「ドイツ車のくせにこのミッションの完成度」と酷評されるのなら、Forfourは「メルセデスのくせにこのガサツさ」と言われてもおかしくないと、私個人としては感じました。
これらの印象が強すぎて、サンルーフがどうとか本革シートがどうとかっていうのが頭に入ってきませんでした。230万でこれは無いな。装備レスのグレードでも210万、ターボにすると260万でしょ?それならトゥインゴで良いや。
このことを、ForFourに試乗した経験のある他のup!乗りの方にSNSでお話ししたら、「遅い・うるさい・乗り心地悪い」の3点セットについて、何名からか完全に同意すると言っていただけたので、私の乗った個体が外れだったとかいうことはないハズ。
・スズキ スイフト
(出展:Suzuki Official)
そろそろ街で見かけ出した新型、初見でデザインがダメでした。
公式画像で薄々気づいてましたが、フロントはブサカワ系で間抜け。それから、近年のAudiの六角形のシングルフレームグリルそのもの(苦笑) 後々に出る新型スイスポとの差別化のやり方もTTそっくり!
サイドは大して流麗なデザインでもないのに、無駄にリアドアハンドルを隠して一体何がやりたいのか?とりあえず流行に乗ってみたよ感が嫌だな。
何よりもリアが劣化しすぎ。ただのバレーノや^^; 先代のヨーロピアンテイストはどこへやら。アルトやイグニスを見てきて、「新型スイフトはいったいどれほどカッコよくなっちゃうの?」と期待していたのに残念です。スイフトのデザインには、元Audiデザイナーの和田智氏は関わっていないのでしょうか?せやかて、このグリルは(ry
これで以前に挙げた候補はほとんど消えてしまいましたね。少なくとも、Aセグメントにはup!の敵なしです。残っているのはあのクルマだけ。。。次はその話です。
次期街乗り車内定!?~論点整理編~
突然の連載スタートです。
4回にわたります。どうかお付き合いください。
現在、我が家では、街乗り専用のセカンドカー、VW up!の早々の箱替え案が現実味を帯びています。今回はその背景と次期車に求める条件をまとめます。
VW up!の現状
・2013年7月末納車で現在3年と8ヶ月経過
・我が家のクルマの基本年数は5年(2回目の車検前に買い替える)
・up!はまだ1年の猶予がある上、ちょうど1年前にTTを買ったばかりなので今箱替えするのは時期尚早
・up!のクルマとしての基本性能には大満足しており、9年程度まで乗り潰しても良いと考えている
という感じで、「買い替える理由なんて無いよね」と言いたいところ。
なんですが、、、
VW up!を早めに手放したいと思う理由
・シングルクラッチのトランスミッションASGに関し、耐久性に疑問がある
・同じup!乗りの方で、3〜5年前後でASGの機械的トラブルに見舞われたという話を最近よく聞く(初期車の弱点か?)
・クラッチ交換などで直るらしいが数十万の出費覚悟
・ほとんどの人は5年目までの延長保証に入っているので、今のところ無料で済んでいるというが、うちは3年で切れている。というか、購入当時、ダメディーラーに案内されなかった^^;
・我が家のup!はトラブル皆無(たまにギアが入らず怪しいがw)なので当たり個体か?そう思いたいところだが、故障の発生確率は、年数というより走行距離の問題みたい(年間走行距離の多い人ほどトラブルに見舞われちるように思われる)。となると、これから乗れば乗るほど遭遇する可能性があり、油断できない
とにかくASGがネックで頭を悩ませています。このミッションのダイレクト感などは気に入っているのですがね。
ちなみに、up!のリセールバリュー、特に2ドアmove up!が死んでますw コチラのサイトなどで調べてみたら、現状で残価率が衝撃の20%(°д०॥) 覚悟はしていたけど、どえらい地雷を踏んでしまったものです。別に趣味性の高くない普通の安い車なのに。いや、車に興味のない「普通の人」にとっては買う動機の見当たらない変態カーなのかw
この数字だと、7年ぐらいで買い取り額が付かず廃車という事態が十分考えられます。今後必要になる消耗品の交換を考えて試算してみたら、ただちに箱替えするか、仮にリセールがゼロでも、7年目の車検前に買い替えるのが吉と出ました。そこまでASGが保つといいんだけど。
で、今のところ、欲しい車があればさっさと買っちゃおうという方向性になってきました(笑)
じゃあ、改めて街乗り車の条件を書いてみると。
セカンドカーの必須条件
・ガレージに入ること
up!の入っているガレージは、下図のようになっています。
カーポートの柱にミラーをぶつけないようにするのと、右のドア(2ドアなので大きい)がなんとか1段階開くように、左後方をできるだけ柱に寄せて気持ち斜めに駐車しています。幅も大事ですが全長も重要。トランクが開けられないといけません。
up!でも窮屈なこのガレージには、5ナンバーの車しか入れたことがありません。それより大きい車はどうなるか分かりません。
・デザイン優先
・ハンドリングに妥協がないこと
・CVTでないこと
CVT以外でも、故障報告の多いミッションはもう勘弁です。up!のASGはもちろん、フィアットのデュアロジックとかね。あと、前にも述べたようにMTに乗りたい気分なので、MTが選べる車は優遇します。
次回は、一度候補に挙げたものの買う気のなくなった車を紹介します。
スマートウォッチデビュー
正式には「活動量計」です。
「Fitbit Charge2」という商品です。
スマートウォッチと言えば、「Apple Watch」等を思いつきますが、腕時計にスマホの画面をミラーリングできるものという程度のイメージで、あまり必要性を感じていませんでした。
そんなある日、家電量販店でFitbitの存在を知りました。単なる腕時計+活動量計だけでなく、スマホの着信・メッセージ通知など、一部スマートウォッチ的な機能も兼ね備えているので一石三鳥だと思い、Amazonが最安値に躍り出たときにポチッといきました。
ちなみに、上級の「Fitbit Blaze」になると、カラータッチパネルに音楽コントロール機能が加わります。私はそこまで必要に感じなかったのと、機能の差の割に高価であること、それに見た目が野暮ったい感じがした(と言うかApple Watchにソックリ)のでCharge2で十分でした。
時計としては、大きな表示で視認性がよく、スマホと同期することでほぼ正確に時を刻む。画面は普段消灯しており、時計を見る動作を感知して自動的に表示してくれる。ボタン押しても表示できます。
活動量計としては、心拍数の計測(光学式)・スマホのGPSと連動した運動記録(ウォーキング・ランニング・サイクリングをはじめ多数)、睡眠時間の自動記録などをしてくれる。これらのデータは、スマホのアプリで分析が可能。
バッテリーは、公式では連続5日間ですが、実際には3日が限度かと。それでもスマートウォッチより圧倒的に長持ち。
標準のベルトはやっぱり安っぽいナァーという印象。もっと腕時計らしい交換ベルトを検討中。
ブツ撮りはじめました
ブログを書くにあたってグッズやガジェットを紹介することがありますが、せっかくならカッコよく見せたい!そこで、かねてからやってみたかった「ブツ撮り」の環境を整えました。
とは言っても、大したことはなく、不要になった段ボール箱に背景紙を貼ってスタジオを作っただけです。
諸氏のブログを参考に見よう見まねで作ったなんちゃってスタジオ。我ながら雑w
本来は床面と背面の境目が分からにように、一枚の画用紙で仕上げないといけないのですが、画用紙のサイズをミスったので継ぎ接ぎだらけに。ホントにテキトー!
背景は黒にしました。白はどちらかというと商用のイメージがあったので。それに黒の方がシックに写るでしょ?
えっと、天井には光を分散させる白い布を被せればいいんだな。これでええやろ。はい完成♪
自然光やLEDのスタンドランプを駆使して撮ってみました。最初の被写体は手持ちのレンズたち。黒いものを撮るとカメラが勝手に明るく写しちゃうので、見た目通り黒く撮るには露出補正をマイナスにします。
行き当たりばったりのライティングでも、それなりに撮れました。でも、背景の境目がやっぱり影響してる...orz
次にカメラ本体。カメラをカメラで撮ることはできるわけないので、iPhoneで撮りました。
Lightroomのモバイル版でRAW撮影→現像をやってみました。予想以上に綺麗に写っててショックで倒れそうw iPhoneは物撮り用の単焦点レンズと割り切れば優秀ですね。
ホンモノのLightroom欲しいな。。。標準ズームレンズのアップグレードが先か現像ソフトが先か(´へ `;)